なんでもない田舎道をドライブする喜び

 最近、ドライブがなんとなく楽しいのです。

 特にどこかへ行こうとか、そういう目的は持たず、いったことのない道、走ったことのない道を取りあえず進んでみる……それが楽しいのです。

山の中のアヤシいモノたち

 特に市街地から郊外へ向かい、そして山間部へ入っていくのはおもしろい。

 意外におもしろいものがあるものなのです。何十年も放置されたような廃屋、いわくありげな神社やお寺、いまも運営されているのかどうかアヤシい新興宗教団体の施設、草むらの中に放置された、おそらく江戸時代以前からあるのだろうお墓。

 のどかな農村、といった感じの集落に、その土地の歴史案内みたいなのが掲示されてあって、それを読むとなかなか重くて怖いものがあるストーリーが語られてたりして……

 適当に進んでいると、どんどん道が狭くなり、対向車がきたらどうにもならないぞ、というような状況になって、不安でありながらも、一方では異世界にでも踏み込むようなワクワク感を味わえます。

美しき自然の煌めき

 その一方、夏場の天気のいい日などは、恍惚とするような美しい光景を見ることもできます。

 きらめく木々、田んぼの青々とした稲、輝きとともに流れる川……

 そういったものを見ることで、私の心は大いに浄化されてゆくのです。