広島市立現代美術館「モダンアート再訪展」へ行ってみました

 広島にちょっと日帰り旅行に行ってきました。

 目的は美術館巡りです。

 広島市内には「広島県立美術館」「ひろしま美術館」「広島市現代美術館」の3つの美術館がありますが、ゆっくり見て回ることを考えると、行くのはそのうちふたつに絞りたいところです。

 今回は「広島県立美術館」と「広島市現代美術館」に行くことにしました。

 まずは現代美術館の方から。モダンアート再訪展です。

福岡市美術館の名品たち

 その名前通り、この展覧会では福岡市美術館が自慢とする多くの現代美術作品を借り受けております。

 目玉作品をこんなに貸し出して、福岡市美術館は大丈夫なのか? と思いましたが、どうも福岡市美術館、いま大規模改修工事中とのこと。その間、秘蔵っ子たちをよそに貸し出しているというわけです。

 多くの作品がありますが、やはり圧巻なのはダリの大作「ポルト・リガトの聖母」でありましょう。

 その超絶的な画力と色使い、それによって描かれる幻想的な世界は見る者を圧倒しますが……一方でダリの描いたガラの絵、というだけでちょっと笑いがこみあげてきてしまうところもあります。

 近年様々な方面で非常に評価の高まっている白髪一雄の絵も良かった。

 単に絵の具をぶちまけて塗ったくっただけだろ! みたいな作品ではあるのですが、やはり他にはない迫力があるんですよねぇ。

常設展も充実

 また集客に期待できる夏休みということだからなのか、コレクション展(常設展)にも力が入っています。

 アンディ・ウォーホル岡本太郎村上隆など、超メジャーなアーティストの名品を楽しめます。

 また原爆の地、広島の美術館として、核兵器や戦争の惨禍を表現した作品も多くあり、それらもまた心に様々な衝撃を穿つパワーを秘めています。

 こちらの常設展もボリュームは十分です。特別展と常設展合わせ、近代・現代美術をお腹いっぱい味わうことができるでしょう。